Quantcast
Channel: BuzzFeed - Tatsunori Tokushige
Viewing all articles
Browse latest Browse all 529

"1000年に2人目の美少女"加村真美が語る女優への思い「キャッチフレーズに縛られたくない」

$
0
0

岩手のご当地アイドル「chairmans」時代に"1000年に2人目の美少女"と注目を浴びた加村真美。現在は上京し、女優を中心に活動している。

Tatsunori Tokushige / BuzzFeed

東京に来て初の仕事が、現在発売中の写真集「はじめまして、加村です。」だ。

撮影は奥多摩の自然の中で行われ「岩手っぽい雰囲気でした。最初から最後まで素の自分。カメラマンのMARCOさんに全てを委ねて撮影できました」と緊張せず、ナチュラルな表情を出せた。

上京したものの、そもそも東京への憧れはなかった。

「岩手が大好きだったので、23年間出ませんでした。好きじゃなかったら18歳くらいで出てますよ」と地元愛は強い。

10月8日には地元・岩手のイオンモール盛岡南店で写真集の発売イベントを開催。「アイドルを卒業して初めての地元のイベント。みんなと会えるのが楽しみ」と笑顔で語る。

女優を目指すきっかけ

高校を卒業し、故郷は東日本大震災に襲われた。岩手で何かやらなきゃ。その思いからご当地アイドル「chairmans」に5年間所属した。

岩手時代は「かもめの玉子」「JA青森」など多数の地元CMに出演。「東北のCM女王」とも呼ばれた。

そんな加村を東京に向かわせたものは女優への夢。アイドル活動の中、ヒロイン役を務めたご当地ヒーロードラマ「鉄神ガンライザー」が女優を本格的に目指すきっかけとなった。

「ドラマが始まって3年目のころ、東京で仕事をしているスタッフさんや役者さんが入ってきたんですが、レベルが違うと感じて。みんなの芝居に刺激を受けて、本格的にお芝居をやりたいと思いました」

現在はドラマや映画の仕事をこなし、女優への道を進んでいる。

「1000年に2人目の美少女」というキャッチフレーズで全国的に注目を浴びたが、実はこの言葉はあまり好きではないという。

Tatsunori Tokushige / BuzzFeed


「美少女という部分が...。美少女といわれたらそういう役しか来ないかもしれないし、美少女で生きたくはない。キャッチフレーズに縛られたくないんです。アイドルのときに言われるなら何とも思わないけど、今はアイドルじゃない」

女優に肩書はいらない。さばさばとそう語る加村、実は性格は男っぽいのだとか。

「たぶん前世が男なんです。女子の恋バナとか苦手。今後の人生に何の役にも立たないと冷めちゃうんです(笑)。みんなにも性格についてはびっくりされる」

さっぱりとした性格は映画やドラマのオーディションでも発揮。緊張は全くしないといい「よっしゃ、やったると挑んで、受かった受かったと帰ります。ダメだったらダメなので」。

オーディションでは少し浮いた存在。だからこそ印象に残り、なんらかの役をつかんでいるという。

「目標は今はなんでもやりたい。ジャンル問わず。いろんな映画に出たいです」

岩手でやるべきことはやり遂げた。次は東京で夢を叶える。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 529

Trending Articles