これまでもたびたび不祥事起こす
慶應義塾大学は10月4日、公式ホームページ上で公認学生団体「広告学研究会」に対し、同日付で解散を命じたと発表した。これにより同研究会が運営する「ミス慶應コンテスト2016」は中止となる。
慶應大学ホームページ / Via gakuji.keio.ac.jp
大学の発表によれば、「広告学研究会」は9月2日に、宿泊先の懇親会でゲームの勝敗により酒をあおるなど未成年者と飲酒に及んだという。
同研究会は長年「ミス慶應コンテスト」を主催してきた学生サークル。
2009年10月にも研究会に所属する男子学生9人がキャンパスのある東急東横線日吉駅構内を全裸で走り回ったとして、その様子を撮影していた女子生徒とともに公然わいせつ容疑で書類送検されている。
研究会は無期限活動停止処分となっていたが、企業の協賛も集まっておりその年の「ミス慶應」は開催。翌2010年の同コンテストは中止となっていたが、研究会はその後活動を再開し、2011年から再び「ミス慶應コンテスト」の運営に携わっていた。
しかし活動再開後も問題行動を繰り返しており「団体の体質、運営実態が極めて不適当であることは明白であり、事案の重大性とこれまでの指導の経緯を鑑み」今回解散が命じられた。