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【リオ五輪】東京目指すベルニャエフに朗報!五輪使用の体操器具がウクライナへ

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Alex Livesey / Getty Images

リオ五輪体操の男子種目別平行棒で、ウクライナに初の金メダルをもたらしたオレグ・ベルニャエフにさらなる朗報が届いた。

リオ五輪で使用された体操器具が、ウクライナに寄贈されることが決まった。同国オリンピック委員会が17日、公式ホームページで発表した

ブブカ氏と国際体操連盟の間で合意

IOCの理事も務めるセルゲイ・ブブカ氏(右)

Emmanuel Dunand / AFP / Getty Images

発表によれば、ウクライナ出身で棒高跳びのレジェンドであるセルゲイ・ブブカ氏が、国際体操連盟の指導者と寄贈について合意した。

同国オリンピック委員会では「ウクライナ体操界の発展・強化につながる」としている。

現在、国際陸上競技連盟の副会長を務めるブブカ氏は、8月4日には国際オリンピック委員会(IOC)の理事にも再選されている。

ブブカ氏の五輪への影響力、さらにベルニャエフのメダル獲得も、今回の無償での器具提供にひと役買ったとみられる。

練習環境が改善し、2020年に明るい兆し

ウクライナでは内戦の余波による財政難で、体操競技への満足な支援はこれまでなかった。

ベルニャエフが練習拠点とするキエフでも練習器具もままらない状況。平行棒はひび割れ、老朽化した床を修理することもできない。

世界中の大会に規模を問わず出場し、賞金で活動費を賄うとともに練習の代わりにしてきた。

Thomas Coex / AFP / Getty Images

そんな厳しい環境の中でも、ベルニャエフは世界一の実力を持つ内村航平と個人総合で0.099差の接戦を演じ、銀メダルを獲得。平行棒での金と2つのメダルを手に入れた。

「体操の王様。世界で一番クール」と尊敬する内村との再戦、そして2020年東京五輪に向けて大きなプレゼントが贈られた。


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