団結力で勝ち得た栄冠
サッカー欧州選手権「EURO2016」の決勝戦が10日、スタッド・ド・フランスで行われ、ポルトガルが開催国フランスを下し初優勝を果たした。
ポルトガルがサッカーの主要大会で優勝するのは初。主将クリスティーノ・ロナウドにとっては、12年間の悲願が達成された瞬間だった。
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ロナウドは2003年に代表デビュー。翌2004年、地元ポルトガル開催の「EURO2004」のメンバーにも選出された。
ルイ・コスタ、ルイス・フィーゴら黄金世代とロナウドら若手世代が融合したポルトガル代表は順当に決勝まで勝ち進むも、伏兵ギリシャの堅守の前に0-1で敗れた。
当時19歳のロナウドは試合後、人目もはばからず号泣した。
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