5月31日、突然「公式マーク」がTwitterトレンド入りを果たした。
公式マークとはTwitterアカウントの名前の横につく、青いチェックマークのことで「認証バッジ」が正式名称。
多くの方々に影響を与える可能性がある音楽、ファッション、政治、宗教、ジャーナリズム、メディア、スポーツ、ビジネスなどのTwitterアカウントが、本物であると証明することを目的につくられた。
Twitterのブログによれば、以前はTwitter運営側から、アカウントの持ち主に声をかけ認証作業をしていたが、2016年からは申し込みフォームからリクエストを送ることができる。
Twitterでは著名人になりすましたアカウントなども少なくなく、ユーザーにとっては安心してフォローするために大事なものだ。
これまでも個々に公式マークはつけられていたが、トレンド入りするほど盛り上がるのは珍しい。
Twitter側で一気に公式マークをつける作業を行ったのだろうか?
BuzzFeed Newsの取材に対し、Twitterの広報は明言は避けたものの「そういう声が上がっているということは、実際に大量に認証が行われた可能性は十分あります」と答えた。
一方で、公式マークがつかないと嘆く企業アカウントも
以前、公式マークをつけてとTwitterに頼むも、断られた早川書房のアカウントを見てみると...ついてない。
企業アカウントには公式マークがついた著名人よりもフォロワー数を抱えるものも多い。なぜ、企業アカウントはなかなか公式マークがつかないのだろうか。
この疑問に、Twitterの広報は「まずはなりすましの可能性のある、芸能人やスポーツ選手、政治家など著名人の方を優先的に公式マークをつけるようにしています」と回答した。
このため、さきほど公式マークがついたと紹介した歌い手の「そらる」「まふまふ」個人のアカウントには公式マークはついているが、彼ら2人のユニットである「After the Rain」のアカウントには公式マークがついていない。
企業アカウントの中の人は、気長に認証マークがつくのを待つしかなさそうだ。